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文弥の手紙
筆まめだった文弥は、その味わいのある筆跡で、生涯にたくさんの手紙を書きました。
このコーナーでは、文弥ゆかりの人々との手紙での交流を紹介する予定です。(準備中)
文弥の賀状
昭和34年元旦
64歳の時の賀状。(前年、青森県黒石で撮影)赤とんぼが頭にとまったこの写真は文弥のお気に入り。
文弥の文字
字と画:岡本文弥
千日寺名残鐘 美濃屋の段(みのや)より
現代なら女子に人気の「丸文字」とでもいうのでしょうか。文弥の文字は独特の可愛らしさと活力に満ちています。まるで文字一つ一つが元気に動き回る小さな生き物のよう。文字とイラストの空間レイアウトのバランス感覚も抜群。文弥の文字を愛した文化人は多く、蔵書印のデザインの依頼もあったとか。今では文弥のトレードマークともなり、「文弥文字」とすら呼びたくなるこの筆跡ですが、もともと悪筆だった文弥が工夫して生み出したという説もあります。丁寧に書かれた一文字一文字に、101歳まで現役で通した文弥のジワジワと効く生のエネルギーが宿っているような気がしませんか。
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